僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory
数分経つと発作も治まった
僕は金森くんに
僕が黒岩さんをどう思っているのか話し
再びロビーに戻った
もう少しで駐車場に行っても良いかな
発作が起きたことは…内緒にしておこうかな
僕は見知った看護師さんにお礼を言って病院を出た
駐車場へ歩く道中で
僕は再び見知ったクラスメイトに出会った
さっきまで話していた金森くんの幼馴染
黒岩さんだ
下の名前が梓紗って言うとは知らなかったな
そこでまぁ…世間話みたいなのをした
発作が起きないか僕は内心ドキドキしていたけど
何も起きないまま黒岩さんと別れた
…黒岩さんも金森くんも
友達以上になれると良いね!
「斗真くん遅かったね」
「クラスメイトに会ったから少し話していたんだ」
「そう
発作とかは起きてない?平気?」
「大丈夫です」
何もないかのように笑ったけど
内心のドキドキは止まらなかった