僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory










☆☆☆





「あーっ!思い出した!」




全部の話を聞いて來兄が叫ぶ

オレは溜息をついた




「普通オレじゃなくて來兄が覚えているだろ
何で來兄は覚えてねぇんだよ」


「すっかり忘れてた…
そういえばそんなこともあったねぇ」


「…ボクその時研究所でちょっとしたトラブルあったから行っていないんだ

あー行きたかったなぁ」


「そういえばトラブルって何だ?
あの時説明なかったよな?」




父さんにあの後聞いたけど

「ちょっとしたトラブル」としか聞いていなかった

今なら聞けるだろ





「…あの雨の日
4人でボクの研究所遊びに来たでしょ?

その時に皆に会った生徒たちが
撮った写真を自分のブログにアップしたんだ

そうしたら
他の学校の生徒さんがブログを見て
是非皆に会いたいって押し寄せてね…

その対応にいっぱいいっぱいで……」





…オレたちのせいだったのか?

それともブログにアップした生徒のせい?





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