僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory
「いつ息子さんたちは来るんですかーって
それかサイン色紙渡すので貰ってきてもらえますかーとか
イケメンに群がる女の子たちは怖いって思ったね…アレは」
「「「……ごめん父さん」」」
「あー別に良いよ
最近は少し落ち着いてきたから」
「……少し?」
何だ少しって
「実はまだ名残があるみたいで…
まだ目当てに来る人いるんだ
今度また斗真の体調が良くて
尚且つ雨が振らない日にまた来てくれる?」
「……いや無理
あの時正直疲れたし」
「竜真に1票
オレも無理」
「ボクも反対」
「リュウにクウ…ライまで
そんなに反対するなよ……」
「僕は賛成!」
「「「「ぅわっ!?」」」」
突然聞こえた斗真の声に
オレたちは全員で驚いた
…いきなり話題に入ってくるなよ…
良いんだけど