僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory
そして
色々あったけど
幸せだった自然の森へレッツゴーが終わった
予想通り
斗真は戻って早々休んでいた
黒木さんの話を聞くと
病室でギリギリ起き上がれるほど弱っているらしい
だけどいつものように命に別状はないから
数日経ったらまた来れるだろう
そして俺は
「おい」
「あっ…柿沢樹!?」
「それに小谷萌も!?」
あの日萌をからかった奴らに会いに来ていた
「…萌をからかおうなんて言う真似はするな
何度でも俺が萌を守ってやるから
覚悟しておけ」
そう威嚇すると
男子ふたりはそのまま行ってしまった
…あの日と同じで情けない奴らだ