犬猫系彼氏との付き合い方«番外編»【完(仮)】
「だって、先輩が、ヒック……」
「ごめんごめん、いーこいーこ
優菜、落ち着いた?」
頭を撫でながら聞いてくる先輩。
だんだんと私の涙も止まってきて、冷静に考えられるようになってきた。
「ごめんね、優菜怖いの苦手って知らなくて」
「いやっ、いいんです
私こそその、何て言うか、その……」
あんなに叫んでしまって大丈夫だったかな……
「あれ、優菜メイド服?」
「へ?」
あ、ついメイド服ってことを忘れて先輩に抱きついてたんだ、私
「あっいやっ、これはそのっ」
「かわいー
似合ってるよ」
「〜っ///」