犬猫系彼氏との付き合い方«番外編»【完(仮)】
……今日これ、2回目なんですけど
「優菜ぁ、ごめんね
怖いのそんなに苦手だって知ってたら……」
「いーのいーの
私こそ置いてっちゃってごめんね」
目を開けると、お腹に張り付いた音羽ちゃんが謝ってきた。
「よぉ瑞斗」
「あ、翔
もう知ってると思うけど、この子が優菜」
あれ、先輩と音羽ちゃんのお兄ちゃんって知り合い?
「優菜、こいつは俺の……親友、みたいなもんで、その子のお兄ちゃん
もう知ってるよね?」
「はいっ」
「んじゃあ俺、戻るから
あ、優菜」
「はい?」
中に戻る直前、私に振りかえった先輩。
「明るいところで見ても、やっぱメイド服似合ってるね」
「〜っ///」