犬猫系彼氏との付き合い方«番外編»【完(仮)】
「音羽ー!」
翔が抱きつくよりも先に音羽は翔の背後に周り、首を締めあげる。
「うぅぅぅぅ‥‥
ギブっギブっギブぅぅぅぅ」
俺と翔が音羽の取り合いをするうちに、どこで覚えたのか時折対抗してくる。
まぁそれも俺達にとっては可愛いところ。
「お兄ちゃん、翼にぃにも言ったけど
そろそろそれやめてくんない?」
「音羽が可愛いんだからしょうがねーだろ」
「お前はシスコンか」
「お前もだよ」
思わずツッコんだ俺に音羽のチョップが入る。