犬猫系彼氏との付き合い方«番外編»【完(仮)】
大勢の保護者と他校の学生による人混みをぬけて、本部に到着。
と同時に先生と目が合い、ニコッと笑った。
「リレーお疲れ、足の治療?」
「はい」
俺の返事を聞く前にわかってる、と言わんばかりに俺を治療ブースへ引っ張っていった。
「終わったら、すぐ戻りなよ?」
「分かってます」
「じゃあ里田さんよろしくね」
先生の言葉に視線を動かすと、そこにはちょこんと座った可愛い女の子がいた。