犬猫系彼氏との付き合い方«番外編»【完(仮)】
「優菜、やっと結婚するだね
子供何人出来るかなぁ?」
「それはちょっと気が早いんじゃないの?」
結婚すると言っても、彼女はまだ大学生だ。
いくらなんでもそんなすぐに子供なんてことは……あるのか……?
「優菜が幸せだと私も幸せだわぁ」
ふわっと微笑みながら音羽はそう言った。
「そう言うお前は、どうなんだ?」
冷やかすつもりで話題を変える。
「え…え?」
あからさまに視線を泳がせる。
「同じ学校の彼とはどうなの?」
「プライバシーの侵害ですっ」
「何がだよ!」
頬を薄く染めながらそう言うところをみると、仲良くやっていそうだ。