夢中にさせてあげるから《短編》番外編追加
ダメだ、倒れるっ!
次の瞬間、焦った愛児が素早く私の身体を引き寄せて胸に抱いた。
「おい、大丈夫かよ」
「……っ」
至近距離から顔を覗き込まれて、私は息をするのも忘れて愛児の瞳を見つめた。
筋肉の張った愛児の腕が頬に密着する。
し……死ぬー……。
愛児は私を見つめていたけど、やがてクスリと笑った。
「なんだよ」
なんだよって、なんだよって……!
「……もしかしてお前今、俺と密着してドキドキしてんじゃね?」
……ドキドキしてるわよ、しない女がいたらお目にかかりたいわ!
愛児は少しだけ眼を細めて口角を上げた。
「お前、ダッサイけど素材は悪くねーな。眼も大きくて二重だし輪郭も綺麗だし」
次の瞬間、焦った愛児が素早く私の身体を引き寄せて胸に抱いた。
「おい、大丈夫かよ」
「……っ」
至近距離から顔を覗き込まれて、私は息をするのも忘れて愛児の瞳を見つめた。
筋肉の張った愛児の腕が頬に密着する。
し……死ぬー……。
愛児は私を見つめていたけど、やがてクスリと笑った。
「なんだよ」
なんだよって、なんだよって……!
「……もしかしてお前今、俺と密着してドキドキしてんじゃね?」
……ドキドキしてるわよ、しない女がいたらお目にかかりたいわ!
愛児は少しだけ眼を細めて口角を上げた。
「お前、ダッサイけど素材は悪くねーな。眼も大きくて二重だし輪郭も綺麗だし」