夢中にさせてあげるから《短編》番外編追加
愛児が息を飲んだ。
私は少し笑った。
「けど嘘なんか……意味無いよね。だって私はほんとにダサいから。……じゃあね」
私は踵を返して愛児に背を向けた。
あーあ……。せっかくテンションあがってたのになあ。
けど言いたいことを正直に口に出したら、何だかスッキリした。
仕方がないよね。
今の私は女子力、低すぎるもの。
愛児はかっこよすぎるし。
毛嫌いされるのは仕方がないのかもしれない。
でも疑問もある。
なんで私と寝ようとしたのか。
どうしてキスしたのか。
意味が分からない。
全然わからない。
私はため息をついてから、街へと歩きだした。
私は少し笑った。
「けど嘘なんか……意味無いよね。だって私はほんとにダサいから。……じゃあね」
私は踵を返して愛児に背を向けた。
あーあ……。せっかくテンションあがってたのになあ。
けど言いたいことを正直に口に出したら、何だかスッキリした。
仕方がないよね。
今の私は女子力、低すぎるもの。
愛児はかっこよすぎるし。
毛嫌いされるのは仕方がないのかもしれない。
でも疑問もある。
なんで私と寝ようとしたのか。
どうしてキスしたのか。
意味が分からない。
全然わからない。
私はため息をついてから、街へと歩きだした。