夢中にさせてあげるから《短編》番外編追加
「もしかして、今から飯?」
「だったらなに?」
「一緒に行こーぜ」
「やだ」
「なんで?」
「キスされるしベッドに誘われるし、ダサい女とか、女子力低すぎとか言われるのが嫌だから」
チラッと愛児を見ると、彼は私を見つめていた。
「……」
「……なに?」
愛児の瞳が揺れた気がした。
「なによ」
「……もうしないし、言わないから」
エレベーターの扉が開いた。
「だったらなに?」
「一緒に行こーぜ」
「やだ」
「なんで?」
「キスされるしベッドに誘われるし、ダサい女とか、女子力低すぎとか言われるのが嫌だから」
チラッと愛児を見ると、彼は私を見つめていた。
「……」
「……なに?」
愛児の瞳が揺れた気がした。
「なによ」
「……もうしないし、言わないから」
エレベーターの扉が開いた。