夢中にさせてあげるから《短編》番外編追加
「俺が好きだって言ったら?」
一瞬、日本語に思えなかった。
「……え?」
「乃愛の事、ずっと好きだったって言ったら?」
私は信じれない思いで愛児を見つめた。
「お前の事が好きで、我慢できなくなって、DVDだって、ワインだって、生ハムだって、全部お前と一緒にいたかったから、頑張ったって言ったら?」
「愛児……」
愛児は切なそうに瞳を揺らした。
「本当はダサいなんて思ってない。女子力低いなんて思ってない。なのに俺の言った言葉でお前が凄く綺麗になったから、俺は焦った。案の定、お前に他の男が近づいてきて、なのにお前は隙だらけで我慢できなかった」
私は何も言えなくて、ただただ愛児の綺麗な顔を見つめた。
一瞬、日本語に思えなかった。
「……え?」
「乃愛の事、ずっと好きだったって言ったら?」
私は信じれない思いで愛児を見つめた。
「お前の事が好きで、我慢できなくなって、DVDだって、ワインだって、生ハムだって、全部お前と一緒にいたかったから、頑張ったって言ったら?」
「愛児……」
愛児は切なそうに瞳を揺らした。
「本当はダサいなんて思ってない。女子力低いなんて思ってない。なのに俺の言った言葉でお前が凄く綺麗になったから、俺は焦った。案の定、お前に他の男が近づいてきて、なのにお前は隙だらけで我慢できなかった」
私は何も言えなくて、ただただ愛児の綺麗な顔を見つめた。