居場所を下さい〜声にならないSOS〜




「先生、まずは生徒の安否を確認するべきなんじゃないですか?」



突然現れた麻伊に核心をつかれた先生は、その過ちを認めようとせず、今度は麻伊に八つ当たりし出した。




それを目の当たりにした私達には、大きな傷跡が残った。



所詮、教師なんて自分の立場を守っていくものなのだと…。




それと反対に、私の心には麻伊の存在が植え付けられた。




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