くもりのち快晴。



 「どうしたの?」




 君は泣きながら答えた。



 『ケンカ、しちゃった。』





 ホントは分かっていた。

 あのこに好きな人がいることも。

 それが同じクラスの人気の彼だってことも。

 幼馴染だからって素直にうまく言えずに喧嘩しちゃ

ったんだったんだということも。

 ホントはお互い両思いなんだってことも。



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