溺れるほどの愛を君に
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ


壊されたくない。


怖い・・・。


「さぁあやちゃんのって?・・・あやちゃん?」


セダンを開けている如月さんがあやの顔をのぞき込む。


『・・・ゃだ』


「ん?」


壊されたくない。あやの日常を。もう、壊されるのは嫌だから。


『嫌だ!乗りたくないっ!』


あやはそうゆうと走って逃げた。


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