溺れるほどの愛を君に
『ただいま』


おかえりなんて言葉はない。


その代わりに泣き声が聞こえる。


いつもいつもママは泣いてる。


涙がかれるんじゃないくらい泣いてる。


・・・どうしてなくの?


あやにはわからない。


あやには一生理解出来ないかもしれない。


あやは落ちているティッシュを拾って部屋に入る。







これもあやの日常の1つ・・・。







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