溺れるほどの愛を君に
またあの料理かな・・・。


「あ、あやちゃんおはよう。」


可愛らしいエクボをつけてあやににっこりと笑顔を向ける。


そしてまたあの日と同じことが繰り返される。



「パパー!遅刻するよー!起きなきゃ!」


そう言ってママとパパが一緒に寝ていた寝室にむかった。


「もぉーパパったらぁ。うふふ。あたしも大好きよ」


寝室から毎日同じ声が聞こえる。


もう何回この会話を聞いたことか

「さっ!朝ごはんだよ!今日はねパパの好きな卵スープと卵焼きだよぉ」


「今日は遅くなるの?」


「わかった!今日の夕飯はエビフライだよ!」


「早く帰ってきてね!行ってらっしゃいー!」
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