湖都子のポエム3

またいつか…


ホント…いつも…私…頼ってばかりで
あなたと一緒にいると和む
あなたと一緒にいると優しくなれる

あなたがいてくれたから私は頑張れた
辛いことも沢山あったけど少しも辛くなかった

幸せな時間を沢山残したいから
このまま同じことをしても変わらない…ね
今ならまだ引き返せる
きっともう会わない方がいいんだ

このままじゃだめだ
私の心の中に少しずつ芽生えていたものが
確信へと変わった

寂しくて泣くことがあっても
今はもう本当に大切なことがわかるから
もう何もできなかった後悔はしたくない

あなたとの絆は離れた場所にいても
なくならないって信じてるから
もう会えなくても大丈夫だよ

またいつか…会えるといいな
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アッシュの仕事を手伝っているつもりだったけど、邪魔してただけなんだ。

会社の偉い人?に呼び出された
「通訳は、あなたの仕事でしょう?ちゃんと通じてないって…ちゃんとフランス語の勉強したの?」
「そ…それは…ちゃんと勉強したことは…」
「他の人に変わった方が…」
頑張ってるつもりだったけど、邪魔してただけなんだ。
「そ…そんな…」
「本当にアッシュ君のこと考えてる?だいたいあなたはアッシュ君の何?」
「アッシュのお母さんと私の母が友達で…」
「母親から言われて、仕方なく…あなたが辞めれば、いいだけでは…」

今までずっと…アッシュがそばにいてくれたのに、無理させてたんだ。気づかなくてごめんなさい。本当にごめんなさい。

日も暮れてあたりは薄暗くなり始めていた。ぽつんとある街灯の下で…

私、一緒にいなければよかったのかな?と、ふと思った。心にポッカリ穴が開いたよう…だけど、こんなことはアッシュには言えない

うん…もう迷惑は…かけないよ。

1人で会社を出てきた。「いつか…またね…」

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