湖都子のポエム3

会いたくてたまらない

ここに戻ってきたって
あの頃には戻らないのに

やっぱりどうしようもなく彼女が好き
忘れることなんてできない
ただ彼女の近くにいたいだけ
それ以上はもう望まないから
何も望まないから
もう一度だけオレにチャンスを…

彼女との思い出が少しずつ蘇っていく

彼女は今どうしているんだろう?
なんで全然連絡くれないの?
彼女に嫌われたらもう生きていけない

彼女と離れたくない
彼女といると安心できた
これからもずっと一緒にいたい
彼女といる時が一番幸せだった
オレにとって彼女と過ごした時間は
かけがえのない大切な思い出ばかり

彼女のことを思い出すと
会いたくてたまらなくなった
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やっと退院したアラン。2人で暮らしていた家に帰った。もちろん愛里がいるはずもなく、荷物もなくなっていた。でも、忘れるなんてできない。今も会いたくてたまらない

前にフランスに来たときに暮らしていたおばさんの家を訪れた。もしかしたら、会えないとは思うけど、どこかで期待している自分がいた。

愛里はいなかったけど、おばさんに会った。

そして、愛里が日本に帰ったことを聞いた。だから、会いにきてくれなかったんだ。嫌われたわけじゃなかったんだ。ちょっと安心した

事故の真相を聞いて、愕然とした。俺のためって、なんで1人で決めるんだよ。全然嬉しくない。ちゃんと話して。俺はそんなハンパな気持ちで惚れてない。みくびらないで…

ああ、やっぱり愛里は優しい…

「愛里といられるならかまわない。俺はもう失うものはない」何かを覚悟した真剣な声…

日本の愛里の居場所を教えてくれた。すぐに日本に向かう。
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