湖都子のポエム3
キミが明日もいてくれる…
声をかけると
太陽に負けないほどの眩しい笑顔
すっかり日が暮れてしまった空を見上げ
2人で歩いた
心もつながった愛を感じ
心を満たしてくれる
会えなかった日々が長くて
キミがここにいることが夢のように思えた
キミが明日もいてくれる安心感
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夕方、愛里が仕事を終えて出てきた。
声をかけるとびっくりしていたけど、眩しい笑顔。愛里こ無邪気な笑顔。やっぱりかわいいな
フランスで聞いた話を確かめた。
「私と一緒にいると、アランが危険な目にあうなんて、そんなこと耐えられないよ」
「じゃ、アッシュのことは…?」
「………ああ言わなかったら、アランは危険な目にあっても、助けてくれるでしょ?」
「当たり前だ。そんなハンパな気持ちで惚れてない。みくびらないで…」
「…ほら…だから、離れた方がいいと思ったんだよ」
俺のことをこんなに考えてくれていたのが嬉しかった。愛里の何気ない言葉は、いつも俺に力を与えてくれるんだ。
「俺のこと好きか?」
「好きだよ」
「俺も好きだよ。俺のことを考えてくれていた優しい愛里が好きだよ。これからは俺と一緒にいてくれる?」
「夢でも見てるの?」
「現実だよ。返事は?」
「どこまでも一緒に…」
優しく抱き寄せた。覚悟しとけよ。もう離してあげませんよ。愛里が俺の手を離すまでは…ずっと…
「俺は愛里のことを一生離したりしない。このまま、愛里のそばにいさせて。これからは俺だけを見て」日が暮れてきた。見つめ合う2人。
今を大切にしたい。幸せだよ
繋いだ手の温かさ。こんなに安心するものだったなんて…
愛里の部屋…
あ…愛里の匂いがする。幸せ…
もう我慢できない。強引に…でも優しく、激しく求めて愛し合う。
待ち望んだ愛里との日々が戻ってきた