湖都子のポエム3

どうにもできない現実

絶対に…何があっても大丈夫だよね?

でも…思い知らされる
絶対に大丈夫なんて言葉はないと…
突きつけられた現実

私はただ励ましあったり支えあったり
私は一緒にいたかっただけなのに…

こぼれ落ちる涙
どうすることもできない現実
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2人で進む未来を夢見ていた。でも、絶対なんて、ないんだね

部屋に1人でいる時、チャイムが鳴った。
真人のおじいさんだった
「真人と別れてほしい。あなたは真人にとっては邪魔な存在なんだ別れてくれるね」
「別れません」
「恋人ごっこは、もう終わったんだよ。」
「恋人ごっこって…私はただ普通に付き合ってるだけなのに…」
「それができる相手じゃないんだ」
「私にとって、たった1人の恋人なのに…」
「それも、もう終わりなんだよ。キミでは、真人を幸せになんかできない。真人は後継者なんだ。梨乃さんと見合いすることになっている。結婚が決まったと言ってもいいくらいだ。」
「真人くんは…そんなことしない」
「あなたといると悪影響なんだ。真人の人生をめちゃくちゃにするつもりなのか?家族のために、会社の利益を考えたら、あなたではだめだって…わかるはずだ。賢い子だから…な」
私じゃ…ダメ?私は恋すらできないの?
悔しいけど、これが現実なんだね
「黙っていなくなってほしい」
聞いていると、みじめになってきた。息苦しい

私がいても、何の役にたつの?私がいて意味があるの?もう、わかんないよ。どうしよう?私は真人が好きなのに…なのに、足手まといにしかなれないなんて。好きだから、邪魔になんかなりたくない。足手まといになんかなりたくない。

理想に向かって進んでるつもりが、ほとんど空回りしてて…色々うまくいかなくて、普通の私が一緒にいられない相手だったんだ

私1人期待して、バカみたい。ずっと一緒にいられるわけなかった…ね。誰もいない部屋で溢れ出した涙。泣くことしかできなかった。

彼をあきらめられる?ううん、あきらめるしかないんだね。一緒にいたかったのに、もう一緒にいられないんだね

最近、なにをしてもうまくいかなくて、疲れちゃったよ

パパに話して、マンションを出ることにした
もう後には戻れない

とりあえず先のことは後にして、おじいちゃんのホテルに泊まることにした

もう…終わったんだね…






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