湖都子のポエム3
これが俺の欲しかった日々なのか?
キミに会えないだけで
特に変わらないのに
ぬくもりがほしくて泣いても
誰も応えてくれなかった
あの日々のことを思い出した
初めてキミと出会った時
キミのあったかいぬくもりに
思わず泣いてしまったあの日
寒くて凍えそうな心
淋しいのをずっと我慢してたから
思い出すと恥ずかしくて顔から火が出る
ぽっかり時間があいたとき
心の隅にいつも塊があって
楽しいはずのことも
うれしいはずのことも
台無しにするんだ
本当にこれがオレの欲しかった日々…なのか?
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愛里がいないたけなのに、心にぽっかり穴があいたみたいに、心がいたい。
母と暮らし、モデルの仕事をし、時間があれば学校に行って…本当にこれが俺が欲しかった日々なのか?
後悔はしてないけど、愛里に会った小学生の時のことを思い出した。気づかない方がいいってわかってるのに、どんどん気持ちが大きくなって苦しくなる。俺には愛里しかいない。彼女が大切だったから、今まで通りのことができないよ。ちゃんと笑えない。
全てが崩れてしまった。心が壊れそう。
このままじゃ、本当に終わっちゃう?全部なかったことになっちゃう?愛里と過ごした日々…を思い出す。幸せな時間が崩れていく。
愛里と会えない日々。愛里を想えば想うほど、胸が苦しくなって、次々に溢れる涙。ひとりぼっちの夜。愛里の一番近くで見ていたはずなのに、何も見えていなかった。
あんなかわいい愛里を男達が放っておくはずがない。愛里が他の男と一緒にいるのを想像したら…他の男を選んだらって…怖くなった。