湖都子のポエム3
幕が閉じ

何も言えなくても
見えない絆があるような気がしていた

彼は優しくて頭もよくて人気者
大切なことが見えなくなっていた

私じゃ…あなたの隣は似合わない
特別だって思ったらいけないんだ
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仕事を始めた真人だけど、まだそれほど忙しいわけではなくて、一緒に会うことになった。友達として…って、わかってるのに嬉しかった。

待ち合わせ時間よりも早く…行く途中で、笑顔で歩くカップルを見かけた。すごく絵になる美男美女…真人と綺麗な女の人…私といる時より自然…

不釣り合いな自分…

真人に電話した。「ごめんなさい。急に用事ができて、今日は行けなくなった。」

2人から離れた場所から見ていたら、2人でカフェに入ります行くのが見えた。

今、ようやく幕が閉じ、本当に全部忘れられる気がした。もう、私のことを振り回さないで
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