湖都子のポエム3

絶対に変わることのない愛という絆

好きでいっぱいの毎日は楽しい
こんなにも幸せな気持ちになれるなんて

キミの温かさは心地いい
キミの匂いと温もり
もっと…このまま…
喜びを感じながら…

どちらともなく手を伸ばして抱き合う
俺に抱きついてくるキミ
無防備でかわいい

もう離さないよ
くすぐったいような…甘ったるいような…
甘い時間をキミと過ごす
隣にキミがいてくれる
溺れるほど愛してる

今腕の中にいるキミ
キミがいれば…キミとなら…

もっとつながりたい…ひとつになりたい
ずっと…一緒だよ…ずっとそばにいて…
大好きだから…いつでも…毎日…
ずっとずっと…一緒にいて…

今はこの幸せを大切にしよう
何も縛られずに自分の意志で生きていきたい
キミと2人で…
絶対に変わることのない愛という絆…
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あのまま、愛里を連れてフランスに戻ったアラン。2人の生活が始まる。

ただのカメラマンのアラン

「無理やりつれてきたけど、今の俺には何もない。ただのカメラマン。本当に俺でいいの?」
不安になって、てれながら聞いてみた。
「私のことずっと好きでいてくれたんだね。それなのに…私は…」
「そんなのは、もういい。今、愛里が隣にいてくれる。俺は今、すごく幸せだよ。」
俺のことを好きって言ってくれるなら、それでいい。一緒にいるだけで幸せだし、そんなことはまあいいかって思ってたんだけど…

初めての彼女からのキス。なに…かわいいことやってんの…抱きしめたくなる。抱きしめてると、落ち着く。不安だったはずなのに、ドキドキが止まらないよ。

まっすぐ愛里だけを見つめる。頬を赤らめて、照れてるみたいな表情。好きな気持ちが溢れそう。愛里がいなくなった時は辛かったけど、こんなかわいい愛里に会えたんだ。壊れるくらい強く抱きしめた。苦しくなったのか、胸をどんどんと叩かれた。

俺の気持ちのほうが愛里より大きいんじゃないか、俺ばっかり愛里のことを好きで、愛里はそんなに好きじゃないのかも…って不安だった。

「俺は一生をかけて、愛すると誓うよ」
シンプルなシルバーの指輪を渡した
「ちゃんと、ずっとはめててね。虫よけでもあるから」
死ぬほど幸せにしてやるから、覚悟しとけよ。離してなんかやらない。ずっとずっと一緒だよ

絶対に変わることのない愛という絆

下から見上げる愛里。俺の胸がなりやまない。
どんどん求めていきそうで、自分が怖い。会えなかった分、歯止めが効かない。

恋しかったよ。ずっと…想いが溢れて、もう我慢なんてできない。なんだか色々なものが溢れて、おさえていたものが溢れて止まらないよ。

「もう離れないように、全部俺のものにしたいよ。俺のものになってくれる?」
全部俺の…俺だけのもの…俺の愛里。俺の全てをあげる。

どんな蜂蜜よりも甘い時間。溶けてしまいそうな、甘くて熱い時間。毎晩毎晩想像していた…
激しく想いをぶつける…甘く激しく…深く深く愛し合った。

俺、今最高に幸せ。幸せを噛みしめて。
今度こそ、ずっと一緒なんだ


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