なんで気づかないの?
裏側
久城くんとは仲良くなって少し経つころ私は久城くんに空き部屋に呼ばれた
ガラガラ
「久城くんどうしたの?」
そこにはいつもとちがう久城くんがいた…
「鷺原さん
いや美来まだ気づかないんだ昔と一緒で鈍感だよな フフ」
怖く笑う久城くんはいつもと違って黒かった
「久城くん、どうしたの?」
「美来」
ぐぃ
強引にあごをあげてキスをしてくる
チュ
「久城くん、なにするの!」
私は思いっきり久城くんを押した
けど久城くんはてをつかんできた
「気づかない美来が悪いよ、」
「え、もしかしてはるま?
けど前はもっと可愛かった…」
「美来が恋愛対象としてみてくれなかったから
悪くなって戻ってきちゃった!てへ」
「てへじゃないよ!ひどいよいきなりキスする
なんて」
ギュ
いきなり強く抱きしめられた
そしたら耳元で
「美来を奪いにきた、これから覚悟しといてね」
それから久城くんは教室を後にした
私はその場で座り込んだ
「耳元ずるいよ」