シ・ン・デ 〜身代わり〜




上を見上げた。



『上まで高すぎる……あ!あそこにハシゴが』




一段一段差があるハシゴがあった。




届くかわからない……けど。



『ちょっと待ってよ……私、高い所苦手なのに』



優子が震えながら言う。




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