ヒミツの未来穴




気がつくと私はベットの上に横たわっていた



亜久登が連れてきてくれたのだろう。





『日和、どうだった?』




『何か未来の亜久登、深刻そうな顔してた。』




私は本当のことを言った。



すると亜久登は小声で




『まさか……そんな事って……』




え?まさかって、何か知ってるの?




私は亜久登聞いた。




『実はさ、お前があの穴通った後、現代に未来の日和が来なかったんだよ。いつもは来てるのに……』




え?何で?



亜久登は話を続けた。



『あんまり考えたくもないし、言いたくもないんだけど……。』




言いづらいことなの?




聞きたいけど心のどこかで聞きたくないような……




私はそのまま話を聞いた。すると……









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