ヒミツの未来穴
『り……より……!』
亜久登……?
私……死にたくないよ……
『うわぁぁぁ!』
私は目を覚ましてベットから飛び起きた
『お前、だいぶうなされてたぞ?』
あれ?何で高校生の亜久登がいるの?
さっきまで未来にいてたのに……
『未来の俺が連れてきてくれたんだよ。』
その言葉に私は返事を返さなかった。
『……私ね、ガンで死ぬらしいんだ。』
亜久登は驚いていた。けど、何も言わなかった。
『……ごめん亜久登』
私達はその日、何も喋らなかった。