とある神話と暴走族の元姫

少女を探す者たち、その名をxx




??SIDE




いつからだろう俺があいつを求めたのわ




優しく純粋な瞳に取りつかれたのは




俺はいや俺だけじゃない俺たちだ




あいつはいつもボロボロだった




俺たちはいつもそれを見ていた




でもいつからか見なくなった




あいつは天蛇の姫だった




少し前に妹をいじめたとしてあいつは追い出された




でもあいつがそんなことをするわけがない




だってあいつの妹はいつも笑っていた




あいつはいつもボロボロだった




俺たちはそのことを調べると簡単に出てきた




いじめていたのは妹だったことが、あいつがいじめなんてしていなかったことが




なぜこんなに簡単に出てくることを天蛇は調べなかった




あいつらが調べることさえすれば




あいつの話さえ聞けば




あいつはいなくなることなんてなかったのに




プルルルルルルルッ、ガチャ




「はい」





「神希君、突然なんだが、、、、、」




「はい、絶対あいつを見つけます。何があってもきっと」




「ありがとう」





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