鬼社長のお気に入り!?
「あはは、そうなんだ。じゃあ、私もあまり敬語で話さないほうがいいね」
「うんうん、そうだよ、だって私まだ二十一だし」
「に、にじゅ……ええっ!?」
私の四つ下!? 嘘……。見えない、見えないよぉ~。
てっきり同じ年かひとつ違いくらいかと思っていた。加奈子さんは美人だし、大人びていてモデル並に背が高い。とても二十一には見えない。
さすが……アメリカは食べ物が違うって言うからね……。
すると、個室のドアがノックされ、先ほど注文したお膳が運び込まれた。加奈子さんは目をキラキラと輝かせて天ぷらに釘付けになっていた。
大人っぽく見ても、こういうところはまだあどけないんだな――。
そう思うと、なんだか年相応に見えてきて安心した。
「うんうん、そうだよ、だって私まだ二十一だし」
「に、にじゅ……ええっ!?」
私の四つ下!? 嘘……。見えない、見えないよぉ~。
てっきり同じ年かひとつ違いくらいかと思っていた。加奈子さんは美人だし、大人びていてモデル並に背が高い。とても二十一には見えない。
さすが……アメリカは食べ物が違うって言うからね……。
すると、個室のドアがノックされ、先ほど注文したお膳が運び込まれた。加奈子さんは目をキラキラと輝かせて天ぷらに釘付けになっていた。
大人っぽく見ても、こういうところはまだあどけないんだな――。
そう思うと、なんだか年相応に見えてきて安心した。