鬼社長のお気に入り!?
「あの、傘どうもありがとう。直接渡そうと思ったんだけどかえって荷物になるんじゃないかって思って蓮ちゃんに預けておいたんだけど……」
「うん、今日受け取ったよ、こちらこそわざわざありがとう」
お、美味しいぃぃ~!! 天ぷらなんて滅多に食べないし、八神さんに感謝だわ――。
「でも本当によかった」
「え……?」
「蓮ちゃんの彼女になる人がいい人で」
「ぶっ!!」
は……い!? な、ななななに言って――。
「か、彼女……って」
「うん、蓮ちゃんね、私の結婚式の話しより杉野さんが今日会社でどうしたこうしたって話しばっかりなのよ、なんだかんだ言って実は杉野さんの話しをしてる時が楽しそうなんだもの、だからきっと蓮ちゃんは杉野さんのことが――」
「だーっ! 待った待った! 違うと思うよ、うん絶対!」
私がテーブルに身を乗り出すと加奈子さんは目を丸くさせて驚いた。
「うん、今日受け取ったよ、こちらこそわざわざありがとう」
お、美味しいぃぃ~!! 天ぷらなんて滅多に食べないし、八神さんに感謝だわ――。
「でも本当によかった」
「え……?」
「蓮ちゃんの彼女になる人がいい人で」
「ぶっ!!」
は……い!? な、ななななに言って――。
「か、彼女……って」
「うん、蓮ちゃんね、私の結婚式の話しより杉野さんが今日会社でどうしたこうしたって話しばっかりなのよ、なんだかんだ言って実は杉野さんの話しをしてる時が楽しそうなんだもの、だからきっと蓮ちゃんは杉野さんのことが――」
「だーっ! 待った待った! 違うと思うよ、うん絶対!」
私がテーブルに身を乗り出すと加奈子さんは目を丸くさせて驚いた。