鬼社長のお気に入り!?
第九章 あばかれる真実
――愛理、これからもパートナーとしてお互い支えあっていこう。
――え? パートナーって……?
――言わせるなよ、恋人として……だ。愛してる。
「だぁぁーっ!?」
あ、あれ? また夢だったんだ……くぅぅ。
八神さんに二回目のキスをされて以来、時々恐ろしく妄想じみた夢を見る。あれから数日経ったというのにいまだに気持ちが乱れてしまう。
今日は桐生電機の新作発表の日。
私は甘い夢の余韻に浸るまもなく、のろのろとベッドから起き上がって身支度を始めた。
発表会に八神さんを何度も誘ってみたが、「行かない。興味ない」の一点張りで結局ひとりで行く事になってしまった。
――え? パートナーって……?
――言わせるなよ、恋人として……だ。愛してる。
「だぁぁーっ!?」
あ、あれ? また夢だったんだ……くぅぅ。
八神さんに二回目のキスをされて以来、時々恐ろしく妄想じみた夢を見る。あれから数日経ったというのにいまだに気持ちが乱れてしまう。
今日は桐生電機の新作発表の日。
私は甘い夢の余韻に浸るまもなく、のろのろとベッドから起き上がって身支度を始めた。
発表会に八神さんを何度も誘ってみたが、「行かない。興味ない」の一点張りで結局ひとりで行く事になってしまった。