鬼社長のお気に入り!?
「あぁ、そのつもりも考えてなくはない」


「えっ!?」


「冗談だ。なんて言うと思うか? お前は俺からもう離れられない運命なんだから、そのくらいは覚悟しておけよ?」


「……はい」


 私がはにかみながらそう応えると、八神さんはもう一度私に甘い口づけを落とした。
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