鬼社長のお気に入り!?
※ ※ ※
私の行きつけであるBar“エクラル”は昔からからよく通っていて、西新宿のオフィス街にぽつんと佇んでいる。最近は忙しくて顔を出せなかったが、歌舞伎町のように賑やかすぎない雰囲気が気に入っていた。
「いらっしゃいませ、あ、愛理ちゃん! 久しぶりだね……って髪の毛切っちゃったの?」
「はい、思い切って短くしてみました」
「そっかぁ~俺は長い方も好きだったけど、短いのも似合うね」
マスターの五十嵐さんは実は元ホストで、いつか自分の店を持ちたいとこの店を開業した。フェイスラインに沿った短いあごヒゲが小顔を強調していて、髪型も無造作だがお洒落ででなんとなく美容師さんにいそうなタイプだ。
私の行きつけであるBar“エクラル”は昔からからよく通っていて、西新宿のオフィス街にぽつんと佇んでいる。最近は忙しくて顔を出せなかったが、歌舞伎町のように賑やかすぎない雰囲気が気に入っていた。
「いらっしゃいませ、あ、愛理ちゃん! 久しぶりだね……って髪の毛切っちゃったの?」
「はい、思い切って短くしてみました」
「そっかぁ~俺は長い方も好きだったけど、短いのも似合うね」
マスターの五十嵐さんは実は元ホストで、いつか自分の店を持ちたいとこの店を開業した。フェイスラインに沿った短いあごヒゲが小顔を強調していて、髪型も無造作だがお洒落ででなんとなく美容師さんにいそうなタイプだ。