プールサイド ラプソディ
『だぁ~!!そりゃあ、夏実ちゃんはカワイイし、スタイルいいし、“私より綺麗に泳げる人としか付き合わない”…って豪語してるけどさぁ、』
『やっぱ俺、無理じゃん!!』
俺は大樹に被さるように叫んだ。
がっ、大樹はふっと意味深に笑うと、俺の肩を抱きながらコソっと耳打ちしてきた。
『いや、わかんねぇぞ?いくらカナヅチでも、一応幼なじみだしさぁ…、しかも泳げないってのに、同じ水泳部入って夜な夜なコッソリ練習してる健気な陸人見たら…』
『うわぁ~!!それ以上言うなぁ~!!』
ったく、誰かに聞かれたらどうするんだっつーの。
俺は大樹の口を両手で塞ぎながら、キョロキョロと周りを見回した。
『やっぱ俺、無理じゃん!!』
俺は大樹に被さるように叫んだ。
がっ、大樹はふっと意味深に笑うと、俺の肩を抱きながらコソっと耳打ちしてきた。
『いや、わかんねぇぞ?いくらカナヅチでも、一応幼なじみだしさぁ…、しかも泳げないってのに、同じ水泳部入って夜な夜なコッソリ練習してる健気な陸人見たら…』
『うわぁ~!!それ以上言うなぁ~!!』
ったく、誰かに聞かれたらどうするんだっつーの。
俺は大樹の口を両手で塞ぎながら、キョロキョロと周りを見回した。