中村くんプロデュース大作戦!!




私はそれを見るに耐えなくなり、教室から出て行った。


一人で帰る帰り道は、すごく寂しい。


前まではこんな事が当たり前だったのに、慣れって恐ろしい。


右隣のぬくもりも、今は寒い風が吹き付けるだけだ。


私は目の前の石ころを蹴飛ばした。


後悔しても遅いのに、また目に涙が溜まっていく。


このまま仲直りできないで時間が過ぎて行くのかな‥‥


もっと一緒にいたいのに‥‥



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