中村くんプロデュース大作戦!!
僕の目線はベッドへと向かっていた。
一さんは、痛々しく包帯を巻かれ、酸素マスクをつけている。
パッと見は、一さんには見えなかった。
なんでこんなことに‥‥
私はベッドで寝ている一さんの側へよった。
少しの沈黙のの後、高橋さんが口を開いた。
「ごめん、私‥‥帰らなくちゃ」
「友ちゃん、ありがとうね。
気をつけて帰るのよ」
「はい、また来ます。」
高橋さんはそう言うと病室から出ていった。