中村くんプロデュース大作戦!!
ガラガラ____
「え‥‥」
入ってきた人と目が合った。
「中村くん‥‥」
「えっ‥‥!
にっ、一さん!?」
中村くんは目を見開いて固まっていたが、数秒すると私の元に駆け寄ってきた。
「なっ何してるんですか!?
早くベッドに戻ってください!」
中村くんだ‥‥。
本物の中村くんだ‥‥。
私は中村くんに抱きついた。
「えっ!?
一さん!?
えっ‥‥あの‥‥えっ!?」
すごいテンパってる‥‥。
私はそれが面白くて、クスッと笑ってしまった。