中村くんプロデュース大作戦!!



2人は少し話すと歩き出した


私は2人の後を追いながら、度々気づかれないように物陰に隠れるという動作を繰り返していた。


なんか、警察にでもなった気分。


2人は少し歩くとおしゃれなカフェに入っていった


すごく女の子受けをしそうなところだ


私はこんな怪しい格好で入れるわけもないので外で待つことにした


幸いガラス張りなのでよく店内が見える


私は2人に目を離さずに少し歩くと人にぶつかってしまった


「ごめんなさい!」


「大丈夫ですから、頭をあげてください」


「本当にすいませ‥‥えっ!?」



どこかで聞いたことがあると思ったら‥‥ぶつかった相手は私が今最も会いたくない中村くんだった


「一さん!?ここでなにして‥‥っ」



私は中村くんが言い終わる前に手で口を塞いだ




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