flower*season








「昼は凜も親も含めて、一緒に食べような。」




「うん、それじゃあ競技もうそろそろだからいくね。」







手を振りながら、自分の応援席に戻る。


二人三脚に出るメンバーがそれぞれ準備をしていた。





未海は私を見ると、大きく手を振った。






「そろそろ準備しよう。」





私達は入場する門のもとまで一緒に向かう。


前の競技があっている途中だった。




やっぱり体育祭は三年生を筆頭に盛り上がっている。


応援席も選手も一体になっている感じ。





私達も来年いまの先輩たちみたいに盛り上がるんだろうな……。




ぼーっと見ていたら、隣から肩を小さくたたかれる。







< 60 / 70 >

この作品をシェア

pagetop