♡゚・*:.。 Aqua Rose Princess 。.:*・゚♡
「…そう。では、レティアとサティア、どうかセレルナをよろしくお願いします」
王妃は侍女二人に深々と頭を下げた。
「王妃様!頭をお上げ下さいっ」
「ふふ…っお願いね」
「「かしこまりました。王女様は私達にお任せ下さいませ!」」
「お母、様…?」
不安げな表情を浮かべ始めた王女。
「なぁに、心配はいらないわよ?とにかくここから逃げましょう。レティア、カイルを呼んできてちょうだい」
「…はい」
侍女はその場から素早く立ち去った。