♡゚・*:.。 Aqua Rose Princess 。.:*・゚♡

「‥‥え?」


あなた、誰?!って‥‥


この子、俺の事知らないの??


「え?じゃなくて、あなたは誰ですか」


まさか‥‥


「俺の事、知らない子が居たなんて、ね‥‥。ちょっとびっくりしたよ。俺は、アズリ・シュカ・フェルナイト」


そう言って、ニッコリと笑みを浮かべてみせた。


「‥‥アズ、リ?」


「聞いたことある?」


彼女に問いかけると、眉をひそめて怪訝な表情を浮かべた。


「‥‥っあの時、の‥‥。」


怪訝な表情ではあるけど、少し目を見開いて驚きながら俺を見てきた。


「‥‥あの時??」


何のことだろうか。


「あ、いや、ごめんなさい。何でもないわ‥‥。
私はセレーナ・ヴィオラ・ラシェルアです」


彼女はふんわりとしたオーラを放ちながら、軽くお辞儀をしてきた。

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