♡゚・*:.。 Aqua Rose Princess 。.:*・゚♡
「うん、知ってるよ?有名人だからね‥‥。セレーナって、呼んでいいかな?」
「ど、どうぞ‥‥?」
セレーナは少し言葉に詰まりながらも、答えてくれた。
「俺の事は、アズリでいいよ」
「え‥‥っ?でも、あなたは四年生ですよね?」
「何だ、知ってたの?」
「今、思い出しました。
‥‥アズリ・フェルナイト。
大学四年生で魔術科
____剣術コースSSクラスの優等生。
元、魔法コース。
優秀過ぎて追い出された。
そして、女の子達の人気者‥‥でしょう?」
セレーナ、ちゃんと俺の事知ってたんじゃ‥‥?
「俺って、優等生だったかな?」
思わず、クスクスと笑をこぼす。
「私は、噂しか知りませんけど‥‥。と言うか、アズリさん。どうしてここへ?」
彼女は首を傾げている。