♡゚・*:.。 Aqua Rose Princess 。.:*・゚♡


「そうね。私も結構そう言われてる」


「ラスティカとは仲良くなれそうですね」


「やっぱり?あたしも同じこと思った!」


彼女は突然大きな声をあげた。


周りに人は居なかったからよかったのだけれど‥‥。


「ラスティカ、声が大きいです。
‥‥っふふ、あなたの本当の姿はそれなのですか」


ラスティカの雰囲気が変わったので、私は思わず笑みを浮かべた。


「ご、ごめん‥‥っあたし、こんな感じだけど。よろしくしてくれる?」


「もちろんです。お友達になって下さい。
私、あなたがとても気に入りました」


身近にこんな元気な友達は居ないので‥‥。


そもそも私は、友達なんて一人も居た事なかったかもしれないですね。



「あたしも、セレーナが気に入ったわ。よろしくね」


彼女は満面に笑みを浮かべた。


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