♡゚・*:.。 Aqua Rose Princess 。.:*・゚♡

「…セレルナ、これを」


王妃はガラスケースに入った、ローズピンクのペンダントを王女に手渡した。


「え?これは……王家の"証"!?」


王女は驚いた。


手の中にあるのは、キラリと輝く薔薇のペンダント…。


「そう。これはもう、あなたのものよ」


「え…?お母様!私はまだ結婚していませんよ?!」


「分かっています。でも、これは……
セレルナが持っていなければならないものです」


「(私、が…?)」

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