♡゚・*:.。 Aqua Rose Princess 。.:*・゚♡
「シュカはアクアローズ王国の国王の側室、10人居た中で一番下から二番目の女の息子だった。確か、第16王子だったかな‥‥。」
第16‥‥?!
側室が10人?!
ということは、正室入れて11人?
昔の男の人って、そんなに女好きでしたのね‥‥。
と言うか、私のご先祖様ね。
「ギルトの前世もアクアローズの側室の子だった。ジル・ロナルド・ジェイス。アクアローズの第17王子。本当、アクアローズ王国の昔ってひどい」
ラスティカが顔を歪めた。
「まぁ、アクアローズ王国はもうないですからね。元はアクアローズもメリアルーゼルも一つの国だった。なのに、助けてはくれませんでしたね‥‥。」
私は思わず表情を暗くした。