♡゚・*:.。 Aqua Rose Princess 。.:*・゚♡
「お母、様…?」
「ふふ…っ何でもないわ。セレルナ、あなたには王位を継ぐ力が十分にある。ただ、年齢がまだ幼いだけよ」
「お母様…。」
「大丈夫。あなたなら」
王妃は満面に笑みを浮かべた。
ガチャ…ッ
「王妃様、カイル様を連れてきました」
丁寧にお辞儀したレティアの後ろには、ダークブルーの軍服のようなものを着た若い青年が立っていた。
王妃の元まで歩いてくると、表情は冷静だがかなり焦っている。