♡゚・*:.。 Aqua Rose Princess 。.:*・゚♡
「あら、もうこんな時間でした。姫様、すぐにご用意致しますので、朝食にしましょう」
レティアは私から離れて奥のリビングへ行くと、食事の支度を始めていた。
「ほら、メルシェア!セレーナを座らせてあげて!!」
バタバタしながらレティアが叫んだ。
‥‥ちゃんと、やる時はやってくれるのね。
だって、今ちゃんと読んでくれたから。
少し久しぶりに聞いた感じがありますけど。
「セレーナ、行こう?」
サティアが私の手を掴んでテーブルの方へ行くと、イスを引いて座らせてくれた。