♡゚・*:.。 Aqua Rose Princess 。.:*・゚♡



「あら、もうこんな時間でした。姫様、すぐにご用意致しますので、朝食にしましょう」


レティアは私から離れて奥のリビングへ行くと、食事の支度を始めていた。



「ほら、メルシェア!セレーナを座らせてあげて!!」


バタバタしながらレティアが叫んだ。


‥‥ちゃんと、やる時はやってくれるのね。


だって、今ちゃんと読んでくれたから。


少し久しぶりに聞いた感じがありますけど。



「セレーナ、行こう?」


サティアが私の手を掴んでテーブルの方へ行くと、イスを引いて座らせてくれた。


< 60 / 70 >

この作品をシェア

pagetop