未来の1/fragment
授業開始のチャイムが鳴りだし、一斉に自分の席へと戻って行く中、丸林は夏海に声を掛ける。
「お前、誰かに狙われてるぞ…」
そう言って自分の席に戻り、机の上でうつ伏せになった。
「みんなしてどうしたの?」と心の中で思っている夏海が一番危機感が無く、この後に起こる事件へと繋がっていくのであった。
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翌日、普段通りに登校して体操服に着替えようとロッカーを開けようとすると、思わず言葉を漏らす。
「何これ…」
ロッカーの鍵が壊された、中はぐちゃぐちゃに。
遅れて教室へ入ってきた真弥とさやかも唖然となった。
そして、いたずら行為はそれだけでは済まなかった…
下校時に夏海はいつもの様に、靴を取り出そうと靴箱を開けた途端
「何なのこれ…」
溢れんばかりの紙ゴミが入っていたりしていた。